株式会社WEB2.0が解散を発表しました。
(株)WEB2.0、終了のお知らせ
「株式会社WEB2.0」解散へ 「収益化困難」
「一定のユーザー数は獲得したものの、マーケットの成長性が当初予想を下回る中でサイト運営事業を収益化することは困難と判断した」ため解散を決めたとしている。
WEB2.0が解散へ--ソーシャルブックマーク「PingKing」は8月いっぱいでサービス終了
サイト運営事業の収益化が困難であると判断。WEB2.0を解散するとともに、PingKingについても8月31日でサービスを終了することを決定したという。
けっこう色んな意見が出てるようですが、今回の話は「株式会社WEB2.0」自体のビジネスモデルの問題という話だけで終わらない気がします。
最近、一時期のWeb2.0ブームの最中にリリースされたサービスの整理を色んなところで目にします。
特に目立つのがYahoo! JAPANの動き。ニコ動との連携話がありましたが、その裏で実に色々な動きをしています。
TechCrunch Japanese アーカイブ » Yahoo Japanの時価総額がYahooに迫る理由を考える
TechCrunchの記事にもありますが、
ニコニコ動画、ヤフーと協業 市場に「Yahoo!ショッピング」の商品
ニコニコニュース‐ニコニコ動画とYahoo! JAPANの連携を発表!!
これ以外に目につくものだけでも、
- きざしカンパニーとYahoo! JAPANが資本・業務提携で合意
- フォートラベルとYahoo! JAPANの資本・業務提携について
- Yahoo! JapanのIDでECナビとBuzzurlにログイン可能に
- USENとYahoo! JAPAN 新動画配信サイト「Video Complex」で提携
- 「Yahoo!ビューティー」と「アットコスメ」がクチコミで協業
- 病院口コミサイトQLifeがヤフーと提携
特に、単純なコンテンツ連携だけでなく、有力なCGM企業と資本提携しているパターンが目を引きます。去年あたりからのYahoo!オープン化宣言
からの流れなんでしょうが。
Yahoo!ニュースだけでは「ユーザーの多様なニーズに対応できなくなった」ためだと宮坂氏は説明するが、パートナーサイトとの連携については、井上社長も「Yahoo!JAPANだけで一生懸命頑張っても、もう無理だと、遅ればせながら気づいた」と語っている。
特に、「株式会社WEB2.0」と同じくデジタルガレージグループの「フォートラベル」との資本提携。
カカクコムが好決算で上方修正含み--利用者増により価値向上
「フォートラベル」が月間利用者数約255万人、月間総ページビュー数約2764万
フォートラベルには、確かそれまでGoogleMapとかAdesenceが入ってたと思うんですが、提携を期に(あたりまえですが)、
- Google AdSence→Overture
- GoogleMap→Yahoo!地図
に切り替えられています。
プレスリリースを見る限り、
フォートラベルとYahoo! JAPANの資本・業務提携について
フォートラベルの発行済み株式の16.5%(約6億)を筆頭株主の『価格com』から引き受けていて、その影響力は決して小さくないということでしょう。
無論、フォートラベルにとっては、Overtureに限らずYahoo!のアドネットワークの恩恵を受けられるので、メリットは相当あるとは思いますが。
欧米では、YouTubeじゃないですが、スタートアップベンチャーのいわゆるExit(イグジット)の形として「Googleに買ってもらう」という形態がある種確立された感があります。
Web2.0ブームのなかで立ち上がった色々なサービスが、今回のように淘汰され、頭一つ抜きでたorまだ芽があるサービスはYahoo!のような力のある企業に資本を入れてもらい、生き残っていくことに今後なっていくというフェイズに以降しつつあるような気がします。
間違いなく言えるのは、日本のインターネットサービスは整理・淘汰の時代に入ってきました。日本というクローズドな市場にあって、インターネットメディア(サービス)の数が増えすぎてきています。プレイヤー(メディア)の数が多すぎれば、あとはお互いに食い合って、ジリ貧になるのは目に見えています。
こっからは、新しいサービス・市場を追求して独立資本を目指すベンチャーは厳しいかもしれません。(ニコニコ動画も、ドワンゴの強大な資金力があって始めて成り立っているサービスですし)
いかに既存の大手サービスと共存して生き残って行くか。
戦略の転換が求められるようになっている気がします。



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