今回のサービス終了は、楽天と共同で立ち上げた「楽天写真館」へのサービス統合に伴うもの。
結果的には、事業譲渡という形ですが、「JOYPIX」単体での事業化が厳しかったということでしょう。
日本における写真共有サイトは、黒字化はしていないとはいえ圧倒的なリーチを誇るニコニコ動画やYouTube等の動画共有サイトに比べると、どこも厳しい状況となっています。
そういえば、去年こんなレポートもありましたね。
伸び悩む写真共有サイト、mixiフォトが浸食--ネットレイティングス調べ
しかし、1位のYahoo! Japan Photosでも、リーチ(該当月のインターネット利用者における利用者数割合)は2.1%であり、上位3サイトは前年同月比で見ても、大きな成長は見られなかった。この傾向は米国でも同様で、利用者数は多いもののリーチはそれぞれ「Yahoo! Photos」(1.5%)、「Flickr」(4.8%)、「Panoramio」(0.2%)、「Picasa」(0.3%)であり、写真共有サイトが振るわないのは日本独自の現象ではないとしている。
このレポートから1年経ち、mixiについてはPCに関してはかつてほどの脅威とは考えられないですが、状況はあまり変わっていないようです。
ポータル系のYahoo!やlivedoorなら、まだ他サービスとの連携として存在価値を見いだすこともできますが、独立系の写真共有サービスにはなかなか厳しい現実があります。
ぱっと知る限りでも、独立系な国産写真共有サービスとしては、
なんかがありますが、一番ユーザー数が多いと思われるフォト蔵でも、
最新の媒体資料によると、
2008年10月実績:1,293万PV
会員数:19万ユーザー(2008年10月現在)
月間ユニークユーザー数:61万UU (2008年10月現在)
と、なかなかインパクトある収益を生み出せないスケールです。
また、同じストレージサービスとはいえ、ユーザーの滞在時間や広告との親和性に勝る動画共有サイトと比べると、写真共有サイトのマネタイズに関してはかなり難しい面があると思います。
そんななかで、ユーザー数は少ないものの、僕の前職なんですがZorgが元気です。
親会社のジャングルの強みを生かして、HDRソフトのPhotomatixの日本版をリリースしたり、先日はナショナルジオグラフィック日本版の公式コミュニティをオープンしました。
また、レンズメーカーのSIGMAの公式コミュニティもオープンしています。
日本の写真共有サイトはサイト規模が小さい分、こういうニッチでコアなユーザー向けにサービスを展開していくのが、良いんでしょうね。




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